パワーポイントは、何も無い真っ白な画面から作るから難しい
パワーポイントを使ったプレゼンスライドや資料作成は、営業職に限らず、あらゆる職種で活用する場面があります。パワーポイントのスライド作成は、用意されているテンプレートを使用する場合を除き、基本的には何も無い真っ白な画面からスタートします。
いきなり真っ白な画面にテキストや画像、イラスト等を並べながら作成する手法もありますが、プレゼンの構成変更やスライドデザインの統一感を出すため、後々手直しをするはめになりがちなので、あまりおすすめできません。
パワーポイントのスライド作成をする際には、いきなりパワーポイントに向かうのではなく、まずは情報を整理して選択することが重要です。例えば、プレゼンの構成概要、伝えるべきポイントの整理、スライドのデザインやフォントの種類、使用する画像やイラスト・・・等、選択することはたくさんあります。
1.『聞き手を想像する』ことからプレゼンスライド作成は始まる
まず、決めなければいけないのは、『誰』に伝えるかということです。その『誰』の特性によって伝えるべきポイントやスライドのデザイン等、様々なことを選択する基準になります。つまり、プレゼンのスライド作成は『聞き手を想像』することから始まります。
例えば、展示会のブース内で行うプレゼンの場合、『誰』とは『自社ブースの前を歩き去ろうとしている不特定多数の人々』となります。このような場合、興味を持って立ち止まるようなインパクトのあるスライド作成が必要になります。
BGMやインパクトのあるアニメーション、印象的なキャッチコピーで、まずは数名を自社ブースの前に釘付けにするようなプレゼン序盤の構成が必要です。では、有料セミナーのプレゼンスライドではどうでしょう?この場合『誰』とは、『既にプレゼンの内容に興味がある人』となります。
既に興味がある人へ向けてのプレゼンスライド作成は簡単・・・と油断してはいけません。セミナーの内容にもよりますが、聞き手が『何を期待してお金を払っているのか』をしっかり想像しておかないと、期待値が大きい分、プレゼンの内容やスライドのデザインに対する基準は厳しく、プレゼン序盤で聞き手の大半が興味を失ってしまうことも十分に考えられます。
2.プレゼンの『目的』がスライドの内容を決めるー構成概案の作成ー
『誰』にプレゼンするかが想像できたら、次に『何を目的として』『どのような内容で』プレゼンを行うか選択していきます。『どのような内容で』は、『何を目的として』とリンクしています。例えば、『資料請求』を目的とするのか、『ソフトウェアの操作方法を習得してもらう』ことを目的とするかでは、作成するプレゼンスライドの内容が変わってくるはずです。
そして『何を目的として』が選択できたら、ついに、プレゼンスライド作成の中核部分である『どのような内容で』というプレゼン構成の作成に入っていきます。この段階では細かいプレゼン構成まで決める必要はありませんが、後々変更することの無い大きな流れを『構成概案』として作成するのがおすすめです。『構成概案』の作成方法については、別の記事で詳しくお伝えしたいと思います。
3.スライドのデザインやアニメーションをイメージするースクリプトの作成ー
『構成概案』により『どのような内容』を聞き手に伝えるかの流れが大まかに選択できたら、次に、『どのように伝えるか』をイメージしていきましょう。例えば、『ここは他社との違いが明確に示せるポイントだから比較グラフで強調しよう』とか、『明るい社風を表現できるよう社員の笑顔の写真をバックに使おう』といったように、伝えたいポイントはどのように表現すれば聞き手に伝わるかを想像して、スライドのデザインやアニメーションをイメージしていきます。
絵コンテが書ける方は、スライドごとにテキストやイラストの配置とイメージをメモしていけば、使いやすいスクリプトになりますが、絵コンテが無くても、スライドごとに伝えたいポイントとイメージをメモしていくだけでも十分にスクリプトとして活用できます。
アイノーツプロダクションは構成段階からプレゼンスライド作成をサポート
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このようにパワーポイントのスライド作成の際は、『誰に』『何を目的として』『どのような内容で』『どのように伝えるか』を選択・イメージして、それらを『構成概案』や『スクリプト』として形にすることが大切だというお話でした。
アイノーツプロダクションでは、プレゼンスライド作成を構成段階からサポートしております。お見積りの料金は無料となっていますので、お気軽にご依頼ください。
お役立ちコラム
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